*画像はイメージです。 セルリーは、南ヨーロッパの地中海地域を原産とするセリ科の植物です。種名はラテン語の 「強い香りを持つ」からきています。セルリー独特の香りが、そのまま特徴となっています。セルリーは古代のエジプトや中世のローマ・ギリシャでは薬でした。強精剤や整腸剤として使われていたようです。実際、独特の香りを持つセルリーには、鎮静効果など沢山の薬用効果があると言われています。ビタミンCが豊富なほか、ビタミンB、A、ミネラル、繊維質を多くふくみ、古代中国では血圧を下げる漢方薬として認識されていましたし、現代アメリカの国立がん研究所が提唱するガン予防効果の高い食品の重要度を分類した「デザイナーフード・リスト」のトップグループにも堂々ランクインしています。βカロチンを始めとしたさまざまな機能性成分を含み、ガン予防以外にもコレステロールを減らし、高血圧を抑制して心臓病予防、脳卒中予防などの効果が期待されているセルリーは、世界で最も健康的な野菜のひとつと言えるでしょう。