今回はこのビーツを使う、
簡単な料理を何品かご紹介いたします。
生のまま手軽に使ってサラダに混ぜたり、
和風の酢漬けや洋風マリネすると美味。
そして煮る・焼く・蒸すなど加熱して
色々な料理に使うと楽しさも倍増します。
●ビーツのいちおしポイント
濃い赤い色をしているので、ビーツを使う
料理は非常に鮮やかな色合いになります。
奇跡の野菜と呼ばれ、栄養価が高いことで
知られています。鉄、カリウム、カルシウム、
マグネシウムなどを含んでいます。
また血液量を増やす、血液の流れをよくする
効果もあり、食べる血液とも呼ばれています。
■生のまま:和風の酢漬け
【ビーツと野菜とゆで卵の三杯酢漬け】
ビーツや野菜を薄切りして三杯酢に
ひと晩漬けるだけで完成します。
今回は大根と胡瓜、ゆで卵も一緒に
漬けました。サラダにも活用できます。
三杯酢もピンクに色づくので
食卓が非常に華やかになります。
≪簡単レシピ≫
●材料 ・ビーツ1個
・お好みの野菜(今回は大根と胡瓜)
・ゆで卵(お好みで):2個
*三杯酢(漬けやすい分量)
・酢:大さじ4
・醤油:大さじ1
・砂糖:大さじ1
・塩:小さじ1/2
・出汁または水:大さじ2
■生のまま:洋風のマリネ
【ビーツ&キャロットラぺ】
フランスの家庭料理を代表するお惣菜、
キャロットラぺ。それに千切りした
ビーツを混ぜるとおしゃれなひと品が完成。
≪簡単レシピ≫
●材料
・ビーツ:1個
・にんじん:1個
・オレンジ:2個(1個はしぼる)
・オリーブオイル:大さじ4
・塩胡椒:少々
・レモン汁か酢:少々(味がしまります)
・イタリアンパセリや胡桃(お好みで)
●レシピ
・ビーツとにんじん:皮をむいて千切りする。
・オレンジ:1個はしぼり、
1個は果肉をひと口大に切る。
・マリネ液をよく混ぜて、千切りした
ビーツとにんじんと混ぜて一晩おく。
■茹でる【ビーツ色のポテサラ】
ポテトサラダに茹でたビーツを
あわせるだけ。鮮やかな色合いになります。
このポテサラを生ハムやハムで
くるりと巻いて並べても可愛らしいです。
≪簡単レシピ≫
●材料
・ビーツ:1個
・ポテトサラダ
●レシピ
・皮をむいて4つ切りしたビーツを
熱湯で5分ほど茹でる。食べやすい
大きさに切ってポテトサラダに混ぜる。
■焼く【ビーツのホットサンド】
薄切りしたビーツととろけるチーズが
あれば簡単にできるホットサンドです。
一緒にツナ缶を使うのがおすすめです。
≪簡単レシピ≫
●材料
・ビーツ:薄い輪切り3枚ほど
・とろけるチーズ:2枚
・食パン:1枚
・ツナ缶:少々
・マヨネーズ:大さじ1
●レシピ
・皮をむいたビーツを薄く輪切りする。
・チーズ1枚はそのまま、1枚は
ビーツの上にのせやすいように切る。
・ツナ缶にマヨネーズを混ぜる。
・食パンに、チーズ1枚、ツナ缶、
ビーツ、切ったチーズを順でのせる。
・オーブントースターで10分ほど焼く。
焦げすいので、最初の5分は
アルミホイルをくるんで焼き、
後半5分はアルミホイルを外して焼く。
■焼く【焼きビーツ(ホイル焼き)】
レシピがないほど簡単です。
焼き芋と要領でオーブンで焼くだけです。
ビーツをよく洗って皮ごと2~4つに切り、
アルミホイルで包んで、200度に
予熱したオーブンで30分ほど焼いて下さい。
焼き上がったら、塩胡椒をして、
お好みでオリーブオイルをかけたり、
ドレッシングと和えたりしてください。
とっても美味しいのでお試しください。
以前にご紹介したボルシチは有名ですが、
このように手軽な料理に活用して頂けます。
『千菜一遇市場』の美味しいビーツを使って
ビーツ料理をお楽しみ頂ければ幸いです!